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MONOXIT主催「社会人のための IoT入門」 〜150分でIoTを実感するハンズオン
というのを見つけました。
IoTとか、組込みコンピュータに興味はあるけど取っかかりがなかったので、ちょうどいい機会と参加してみました。 

まずは電子部品が配られるので、サンプルを見ながら自分で配線していきます。電子工作ってほとんどやったことないので、緊張します。といって、ハンダ付けとかは無くてブレッドボードに挿していくだけですけど . . .  

ちなみに、写真の左側の青い部品が IoTマイコン(ESP8266)です。右側の緑の部品はUSB-TTL変換モジュールで、電源とプログラムの書き込み用です。

こういうハードウェアの知識って IoTの時代になると必要ですね。プログラミングはできても、この回路設計しろって言われてもお手上げだもの。

で、回路の組み立てがうまくいっているかを LEDを入れて確認します。これが噂の Lチカか〜


動作確認ができたら、いよいよ本番の IoT のプログラムを動かします。
普通の電子工作と違うのは、IoTマイコンが WiFiで直接インターネットのサーバーにつながって情報をやり取りするところです。(今回はローカルに置いたサーバーでしたけど、動作としては同じ。)

IoTマイコンからサーバーにデータを送信し、PCからそのサーバーにアクセスしてそのデータを確認します。また、PCからサーバーにデータを送って、IoTマイコンがそのデータを受信して LEDを光らせます。


簡単なことですが、実物があることで IoTと言われることが実感として感じられたというのが大きな収穫でした。


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実際の手順としては、Arduino用の開発環境(IDE)を使って PCからUSBケーブルを介して(TTLに変換して)、IoTマイコンにプログラムを書き込みます。
書き込んだ後は、IoTマイコンに電源さえ供給すれば動作するので、他の部品は必要ないそうです。実際は、乾電池とセンサーなどをつないで使うのですね。

また、インターネットとの接続は IoT向けの MQTTプロトコルを使いました。これも初めて知りました。


150分の入門ということでここまででしたが、デモではモーターを動かしていてすごく気になりました。
これはその先の講座、
センサーとサーボモーターでIoTの「センシングとアクチュエーション」を実証するハンズオン
のテーマようです。

IoTデバイスはセンサーというイメージを持っていたので、サーバーから IoTデバイスをコントロールもできるんだという気づきも得られて、とても面白い講座でした。