Ruby 2.2.0 がリリースされました。
rbenv でインストール時にこれまで付けていた openssl、readline の指定が必要なくなっていたので、自分用にメモを残しておきます。
インストールの手順としては、Ruby 2.1 とほとんど同じ流れだったので、その時の記事も参考にして下さい。
→・Ruby 2.1 を Homebrew + rbenv で OS X Yosemite にインストール
※インストール済みならば；
$ brew doctor （"Your system is ready to brew." と表示されれば問題ないです。）
~/.bash_profile に設定を追加；
6． Ruby のバージョンの設定
インストールされている Ruby とデフォルトのバージョンを確認；
rbenv で設定されているバージョンを表示；
$ rbenv version
2.0.0 (set by /Users/（ユーザー名）/.rbenv/version)
実際に起動するバージョンを表示；
以上で、無事 Ruby 2.2.0 がインストールされました！
参考；
→・rbenvでMacにRuby 2.2.0 インストール（オプション指定最新版 - Qiita
rbenv でインストール時にこれまで付けていた openssl、readline の指定が必要なくなっていたので、自分用にメモを残しておきます。
インストールの手順としては、Ruby 2.1 とほとんど同じ流れだったので、その時の記事も参考にして下さい。
→・Ruby 2.1 を Homebrew + rbenv で OS X Yosemite にインストール
○環境
・OS X 10.10.1 (Yosemite)
・Ruby 2.2.0
○手順
１．Command Line Tools のインストール
その前に、入っているかどうか確認；
あるいは、従来と同じく、
・Ruby 2.2.0
○手順
１．Command Line Tools のインストール
その前に、入っているかどうか確認；
$ cc --version
xcode-select: note: no developer tools were found at '/Applications/Xcode.app', requesting install. Choose an option in the dialog to download the command line developer tools.
このように表示されたら、Command Line Tools が入っていないのでインストールする必要があります。
ターミナルから；
ターミナルから；
$ xcode-select --install
xcode-select: note: install requested for command line developer tools
ここでパネルが出るので、「Install」を選びます。
（「Get Xcode」を選ぶと Xcode がインストールされます。）
インストールが終わったら、もう一度確認；
$ cc --version
Apple LLVM version 6.0 (clang-600.0.56) (based on LLVM 3.5svn)
Target: x86_64-apple-darwin14.0.0
Thread model: posix
無事、Command Line Tools がインストールされました。
あるいは、従来と同じく、
https://developer.apple.com/downloads/index.action (要 Apple ID)
からダウンロードできます。
（Command Line Tools (OS X 10.10) for Xcode - Xcode 6.1.1 以上を選びます。）
もちろん、Xcode 経由でインストールしても構いません。
（Command Line Tools (OS X 10.10) for Xcode - Xcode 6.1.1 以上を選びます。）
もちろん、Xcode 経由でインストールしても構いません。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
※インストール済みならば；
$ brew update （Homebrew 自体と formula を最新版に）
$ brew upgrade （更新のあるパッケージを再ビルド）
$ brew doctor （"Your system is ready to brew." と表示されれば問題ないです。）
3．readline のインストール
irb や pry で日本語を使う時に、OS X 標準の readline では日本語が表示されないのでインストールします。
irb や pry で日本語を使う時に、OS X 標準の readline では日本語が表示されないのでインストールします。
$ brew install readline
※インストール済みならば；
$ brew upgrade readline（openssl は rbenv での rubyインストール時に自動でインストールされるのでしなくてもよいです。）
4．ruby-build、rbenv のインストール
$ brew install ruby-build
$ brew install rbenv
$ brew upgrade rbenv
$ brew install rbenv
※インストール済みならば；
$ brew upgrade ruby-build$ brew upgrade rbenv
~/.bash_profile に設定を追加；
$ echo 'if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi' >> .bash_profile
ターミナルを再起動して、設定を有効に；
ターミナルを再起動して、設定を有効に；
$ source .bash_profile
5．Ruby のインストール
インストール可能な Ruby のバージョンを確認；
インストール可能な Ruby のバージョンを確認；
$ rbenv install -l
Available versions:
．．．
．．．
．．．
2.2.0
．．．
最新のバージョン（2.2.0）をインストール；．．．
$ rbenv install 2.2.0
Downloading openssl-1.0.1j.tar.gz...
．．．
〈インストール時のオプション設定について〉
・openssl について
RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-openssl-dir=`brew --prefix openssl`" の指定は必要なくなっています。
指定を付けなくても、Ruby インストール時に openssl もインストールされます。
$ brew install openssl
と openssl をインストールしておけばそれを使います。
・readline について
RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline`" の指定は必要なくなっています。
ただし、あらかじめ、
$ brew install readline
と readline をインストールしておかないと、Ruby インストール時に readline のインストールはされないので注意が必要です。
Downloading openssl-1.0.1j.tar.gz...
．．．
Installing openssl-1.0.1j...
Installed openssl-1.0.1j to /Users/（ユーザー名）/.rbenv/versions/2.2.0
Downloading ruby-2.2.0.tar.gz...
．．．
．．．
Installing ruby-2.2.0...
Installed ruby-2.2.0 to /Users/（ユーザー名）/.rbenv/versions/2.2.0
〈インストール時のオプション設定について〉
・openssl について
RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-openssl-dir=`brew --prefix openssl`" の指定は必要なくなっています。
指定を付けなくても、Ruby インストール時に openssl もインストールされます。
ただし、/.rbenv/versions/2.2.0 ディレクトリにインストールされるので、
$ brew list としても、openssl は表示されません。
また、あらかじめ、$ brew install openssl
と openssl をインストールしておけばそれを使います。
・readline について
RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline`" の指定は必要なくなっています。
ただし、あらかじめ、
$ brew install readline
と readline をインストールしておかないと、Ruby インストール時に readline のインストールはされないので注意が必要です。
6． Ruby のバージョンの設定
インストールされている Ruby とデフォルトのバージョンを確認；
$ rbenv versions
* system (set by /Users/（ユーザー名）/.rbenv/version)
2.2.0
デフォルトを Ruby 2.2.0 に変更；
デフォルトを Ruby 2.2.0 に変更；
$ rbenv global 2.2.0
設定を有効に；
設定を有効に；
$ rbenv rehash
もう一度、確認；
もう一度、確認；
$ rbenv versions
system
* 2.2.0 (set by /Users/（ユーザー名）/.rbenv/version)
rbenv で設定されているバージョンを表示；
$ rbenv version
2.0.0 (set by /Users/（ユーザー名）/.rbenv/version)
実際に起動するバージョンを表示；
$ ruby -v
ruby 2.2.0p0 (2014-12-25 revision 49005) [x86_64-darwin14]7．Ruby の動作確認
$ irb （irb を起動）
irb(main):001:0> "あいう" （readline で日本語が使えるか確認）
=> "あいう"
irb(main):002:0> Readline::VERSION
=> "6.3" （Homebrew でインストールされたReadlineが使われている）
irb(main):003:0> require 'openssl' （opensslが使えるか確認）
=> true
irb(main):004:0> OpenSSL::OPENSSL_VERSION
=> "OpenSSL 1.0.1j 15 Oct 2014" （Homebrew でインストールされたopensslが使われている）
irb(main):005:0> require 'zlib'
=> true
irb(main):006:0> require 'psych'
=> true
irb(main):007:0> require 'open-uri'
=> true
irb(main):008:0> open('https://www.google.com/').read （SSL利用時に証明書エラーが出ないか確認）
=> "<!doctype html><html itemscope=\"\" itemtype=\"http://schema.org/WebPage\" lang=\"ja\"><head><meta content=\"\x{90A2}
（中略）
</body></html>" （エラーが出なければ OK）
（中略）
</body></html>" （エラーが出なければ OK）
・上下のカーソルキーを押して、 irb で今使ったコマンドの履歴が出るかも確認。
（readline が使えているか確認）
以上で、無事 Ruby 2.2.0 がインストールされました！
参考；
→・rbenvでMacにRuby 2.2.0 インストール（オプション指定最新版 - Qiita
