8mmビデオ、miniDVビデオテープを Mac にダビングするのに、無料の純正ソフト iMovie を使って来ました

ただ、どうしても気になるソフトがあります。やっぱりビデオ編集といえば、Final Cut Pro X です。
26000円もする有料ソフトですが、幸い30日間無料のトライアル版がダウンロード出来ます。

早速試してみました。


1.miniDVテープの読み込み

読み込まれたデータは独自フォーマットの ProRes形式に変換されます。これは、Final Cut Pro X 共通で、他の読み込みデータもすべてこの ProRes形式に統一して編集作業を行うようです。

変換に伴う画質低下はほとんどないようですが、データサイズはかなり大きくなります。

しかし、このデータ形式は iMovie では読み込めません。反対に、iMovie で読み込んだ .dv 形式は Final Cut Pro X で読み込めます。

読み込んだデータをマスターデータとして長期保存することを考えたら、Final Cut Pro X 独自形式よりは .dv 形式の方がむしろ望ましいでしょう。


2.撮影日時の挿入

iMovie にあった、ビデオを撮影した日付を映像に表示する機能は、 残念ながらないようです。
これは残念。

 
3.書出し

iMovie より全然良いと言われている書き出し画質ですが、設定がよく分かっていなかったからか、H.264 で書き出したものもそんなに良い画質ではありませんでした。(むしろ、iMovie の方がよい位?)

これは、設定次第だとは思います。



結論として、 私の場合はわざわざ Final Cut Pro X を使うメリットがありませんでした。(フリートライアル版でも。)

マスターデータとして iMovie の .dv データを保存しておけば、いつでも Final Cut Pro X で読み込めるので、使いたくなったときにまた考える、ということにしました。