昔撮ったビデオカメラ(miniDV、8mm)のテープ、いよいよ再生機器が無くなってきました。
今の内にダビングしておかないと、将来見ることができなくなってしまいます。
さらに、miniDVビデオカメラを接続する IEEE1394(別名 iLink、FireWire)ポートを備えたパソコンもほとんど無くなってしまいまいました。ダビングするなら、まさに今のうちです!
以前(2010年)にもダビングしたことがあるのですが、その時は DVD に焼いて保存しました。
→・ DV ビデオテープを DVD にダビングする方法
今(2013年)見直してみると、画質がイマイチだったり、パソコンに取り込むのにやりにくかったりします。そこで、改めて「 2013年版 動画の保存方法」を考えてみました。
「2013年版 動画の保存方法」基本方針;
1.ビデオテープの画像はパソコンに取り込んで、マスターデータとしてそのまま(変換しないで)外付けHDD(または NAS)に保存
(その理由)
・マスターデータが一番画質がよい
オリジナル(ビデオテープ)からのマスターデータがあれば、将来再度テープから取り込み直すという、一番手間のかかる(再生機器が無ければ不可能な)作業を二度としなくてすみます。また、別の形に加工、編集するにしても、マスターデータからのが一番画質の劣化がありません。
・ハードディスクが大容量化
miniDV テープをMac の iMovie で取り込むと、そのデータは一本で10GBを超えます。かなりの大容量ですが、2013年時点で外付けHDD(ハードディスク)は容量が1TB以上が普通です。また、ノートパソコン内蔵HDD/SSD でも数本分のビデオデータの編集、書き込みが可能となってきました。
ちなみに、今回は 2011年製 MacBook Air (内蔵SSD 256GB) に NAS(2TB)をつないで作業を行いました。
2.DVD やブルーレイディスクで保存するのはおすすめではない
(その理由)
・DVD やブルーレイを再生するには専用の再生機器が必要
8mmビデオテープや miniDVテープで味わっているのと同じく、将来再生機器が手に入らなくなるという不便さをまた味わう可能性が常にあります。
・DVD やブルーレイには寿命がある
CD もそうですが、DVD やブルーレイにもデータが読み取れなくなる耐久年数が問題になっています。10年くらいと思っていた方がよさそうです。10年経ったらまた、焼き直しをしなくてはいけません。
また、読み取り不良に備えて、バックアップには最低でも3セットは焼いておいた方が良いよく言われます。
・将来、別メディアに変換するたびに、画質が低下する
DVD やブルーレイから、別のメディアに焼き直すにしても、データフォーマットを変換する必要が有るでしょう。そのたびに画質が低下してしまいます。
・ディスクで保存してもどうせ見ない
ビデオテープでもそうでしたが、DVD やブルーレイディスクが何十枚あっても仕舞っておくだけで、面倒でほとんど見ないのがオチです。
データは活用してこそ生きるもの。写真も「プリントしてアルバムに貼った終わり」で見なかったものが、デジカメになってパソコンに取り込んだものは、すぐに見直すようになりました。
・そろそろディスクの時代じゃない
Mac は DVDドライブを内蔵するのを止めてしまいました。CD や DVD 、ブルーレイディスクの必要性は今後ますます低下していくと思われます。
3.データのみを HDD とクラウドに保存する。必ず複数のバックアップ。
(その理由)
・HDD も壊れる
機械は必ず故障します。HDD 自体の寿命は DVD などのディスクよりむしろ短いくらいです。そのため、データ消失に備えて、必ず複数の HDD にバックアップを取る必要があります。
・保管場所の複数化
地震、火災、津波など自然災害、あるいは盗難に備え、HDD の置き場所も複数に分散した方がいいです。
・クラウドにも保存
保管場所という意味でもクラウドに保存するのは大変有効です。さらに、信頼性という意味でも、自宅の HDD よりクラウドサービスの方がデータ消失の危険度が低い、と考えられます。ただし、クラウドの障害も考えて、クラウドも1つだけではなく複数のサービスを利用した方がよいでしょう。
・サブのバックアップとしての DVD、ブルーレイ
メインの保存方法としてはおすすめしないと言ったディスクですが、サブのバックアップとしてはもちろん有効です。ただし、最低 3セットは複数作成し、さらには 10年毎にコピーし直す必要があります。
4.普段観賞用のデータを作る
(その理由)
・マスターデータはデータ量が膨大で使い勝手がよくない
今の内にダビングしておかないと、将来見ることができなくなってしまいます。
さらに、miniDVビデオカメラを接続する IEEE1394(別名 iLink、FireWire)ポートを備えたパソコンもほとんど無くなってしまいまいました。ダビングするなら、まさに今のうちです!
以前(2010年)にもダビングしたことがあるのですが、その時は DVD に焼いて保存しました。
→・ DV ビデオテープを DVD にダビングする方法
今(2013年)見直してみると、画質がイマイチだったり、パソコンに取り込むのにやりにくかったりします。そこで、改めて「 2013年版 動画の保存方法」を考えてみました。
「2013年版 動画の保存方法」基本方針;
1.ビデオテープの画像はパソコンに取り込んで、マスターデータとしてそのまま(変換しないで)外付けHDD(または NAS)に保存
(その理由)
・マスターデータが一番画質がよい
オリジナル(ビデオテープ)からのマスターデータがあれば、将来再度テープから取り込み直すという、一番手間のかかる(再生機器が無ければ不可能な)作業を二度としなくてすみます。また、別の形に加工、編集するにしても、マスターデータからのが一番画質の劣化がありません。
・ハードディスクが大容量化
miniDV テープをMac の iMovie で取り込むと、そのデータは一本で10GBを超えます。かなりの大容量ですが、2013年時点で外付けHDD(ハードディスク)は容量が1TB以上が普通です。また、ノートパソコン内蔵HDD/SSD でも数本分のビデオデータの編集、書き込みが可能となってきました。
ちなみに、今回は 2011年製 MacBook Air (内蔵SSD 256GB) に NAS(2TB)をつないで作業を行いました。
2.DVD やブルーレイディスクで保存するのはおすすめではない
(その理由)
・DVD やブルーレイを再生するには専用の再生機器が必要
8mmビデオテープや miniDVテープで味わっているのと同じく、将来再生機器が手に入らなくなるという不便さをまた味わう可能性が常にあります。
・DVD やブルーレイには寿命がある
CD もそうですが、DVD やブルーレイにもデータが読み取れなくなる耐久年数が問題になっています。10年くらいと思っていた方がよさそうです。10年経ったらまた、焼き直しをしなくてはいけません。
また、読み取り不良に備えて、バックアップには最低でも3セットは焼いておいた方が良いよく言われます。
・将来、別メディアに変換するたびに、画質が低下する
DVD やブルーレイから、別のメディアに焼き直すにしても、データフォーマットを変換する必要が有るでしょう。そのたびに画質が低下してしまいます。
・ディスクで保存してもどうせ見ない
ビデオテープでもそうでしたが、DVD やブルーレイディスクが何十枚あっても仕舞っておくだけで、面倒でほとんど見ないのがオチです。
データは活用してこそ生きるもの。写真も「プリントしてアルバムに貼った終わり」で見なかったものが、デジカメになってパソコンに取り込んだものは、すぐに見直すようになりました。
・そろそろディスクの時代じゃない
Mac は DVDドライブを内蔵するのを止めてしまいました。CD や DVD 、ブルーレイディスクの必要性は今後ますます低下していくと思われます。
3.データのみを HDD とクラウドに保存する。必ず複数のバックアップ。
(その理由)
・HDD も壊れる
機械は必ず故障します。HDD 自体の寿命は DVD などのディスクよりむしろ短いくらいです。そのため、データ消失に備えて、必ず複数の HDD にバックアップを取る必要があります。
・保管場所の複数化
地震、火災、津波など自然災害、あるいは盗難に備え、HDD の置き場所も複数に分散した方がいいです。
・クラウドにも保存
保管場所という意味でもクラウドに保存するのは大変有効です。さらに、信頼性という意味でも、自宅の HDD よりクラウドサービスの方がデータ消失の危険度が低い、と考えられます。ただし、クラウドの障害も考えて、クラウドも1つだけではなく複数のサービスを利用した方がよいでしょう。
・サブのバックアップとしての DVD、ブルーレイ
メインの保存方法としてはおすすめしないと言ったディスクですが、サブのバックアップとしてはもちろん有効です。ただし、最低 3セットは複数作成し、さらには 10年毎にコピーし直す必要があります。
4.普段観賞用のデータを作る
(その理由)
・マスターデータはデータ量が膨大で使い勝手がよくない
・編集したい
・再生する画面サイズ、機器も様々
PC、TV、iPhone、YouTube など、観賞する機会もマルチスクリーン、マルチデバイス、あるいはネット上と多様化しています。それぞれに最適な画面サイズ、データ形式に変換した方が便利です。
・圧縮しても画質は良い
最新の H.264 で圧縮すれば、データ量も減らせるし、画質も充分です。さらに、再生するデバイスも選びません。
以上の方針で、実際にminiDV、8mmビデオテープを保存していきました。
(続く)
・再生する画面サイズ、機器も様々
PC、TV、iPhone、YouTube など、観賞する機会もマルチスクリーン、マルチデバイス、あるいはネット上と多様化しています。それぞれに最適な画面サイズ、データ形式に変換した方が便利です。
・圧縮しても画質は良い
最新の H.264 で圧縮すれば、データ量も減らせるし、画質も充分です。さらに、再生するデバイスも選びません。
以上の方針で、実際にminiDV、8mmビデオテープを保存していきました。
(続く)