上高地へ行った折り、河童橋から明神橋まで散策しました。

で、梓川の左岸は木道が敷かれています。

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明神橋から河童橋へ帰るときにこの木道を黙々と歩いたのですが、何故か皆、左側通行なんです。

最初は、なんでかな〜?と思いながら歩いていたのですが、向こうから来る人、こちらから行く人、皆、左側通行なんでいつしかそれが体に馴染んでしまいました。


そして、そろそろ河童橋に着くかなというころ、向こうから来た独りの中年女性が、
「山は右側通行なんですよ〜!!」と大きな声を張り上げたんです。

しかし、ねぇ。

これまでずっと左側通行で歩いてきたんだし、前後何百何千人が全員左側通行なんです。

それで、みんな支障なく歩いていたのに、終わり近くになって急に、
山は右側通行なんだから右を歩け!って言われたってねぇ

当然、その場の全員が無視しました

その時、後ろにいた少年(?)がつぶやいたのが正解でしょう。

「ここ山じゃないし。」


上高地の木道を歩いてた人達は、山のルールなんて知らない観光客ばかりだし、そこが山道だなんて感覚を持ってた人は誰もいないでしょうからね



尾瀬の木道は右側通行と掲示されているようです。

上高地の木道はお互い譲り合って歩いて、ということらしいですね。