話題の映画「アバター」観てきました。

せっかくならと、3D で。
いや これは観るというより、体験する映画でした

まさに、画期的な映画です

iPhone 発売のときに Steve Jobs が「電話を再発明する」という言葉を使いましたが、それに倣えば アバターは「映画を再発明した」と言えます

何がスゴイかって、その映像に尽きます
空想上の世界をこれほどまでにリアルに映像化するなんて、もう圧倒されました。
いったい幾らかかったんだろう?(お金、人、時間、手間暇すべての点で)、と思わせる映像の連続です。

それも 3D 映像です 
大画面の 3D 映画館で絶対観るべきです


ストーリーは大した事ないと、あちこちに書かれていたので、どうしようかなと悩んでいましたが、思ったよりマシでした
王道のストーリーが却って満足でした。
観て良かった

まぁ、終盤の戦闘シーンは、その戦闘戦略の無さ加減といい、お決まりの対決といい、急にハリウッド映画になっちゃったなと、少し萎えましたが

それでも、本編最後のラストショット!
カッコいい
それと同時に、この映画に対する監督の強い自信感じました

また、印象的だったのは、映画がエンドロールに入ったときに、客席から湧き上がった大きなざわめき。
みんな、初めての映像体験に思わず隣に話しかけてしまった声なのでした。
それ程の体験でしたよ


あと、映像の元ネタに、あちこち日本アニメ、特に宮崎アニメの影響が見て取れました。ロボットアニメのロボット、ラピュタの空に浮かぶ岩、ナウシカのガンシップ、もののけ姫の森、コナンの飛行機上の戦闘などなど。

なにより宮崎アニメで空中を飛ぶ時の浮遊感。これって、重力が少し小さい 0.7G くらいの世界じゃないとああならないよなぁ、とずっと思ってました。
それをアバターでは、"この衛星は重力が弱いんで筋肉が弱る" なんていうセリフでさりげなく説明してましたね。上手い

それにしても、日本のアニメではよく描いてきた異世界の風景をここまで実写で表現されちゃうと、アニメの人達はこれから大変だなぁと思いました。

押井守監督もそんなこと言ってますね;
押井守監督、『アバター』の完成度に衝撃!
「10年かけても追いつけない」と完敗宣言でみんなで乾杯!?
 - シネマトゥデイ



ただし、3D 映画はやっぱ目が疲れました

それについては、続きで書きます。

以下、参考になった記事;

驚愕の『アバター』映画館で観るべき“3つの理由” - MovieWalker

映画の新時代到来? 話題の3D映画『アバター』に衝撃走る
 - はてなブックマークニュース


『アバター』は映画の未来にiPhone登場なみの衝撃を与える
 - TechCrunch


映画「アバター」が社会に示唆すること(デジタルによるリアルの「代替」)- アゴラ 磯崎哲也




〈アバター 予告編〉